井の頭公園にある宗教心理学研究所という、本山博先生が作られた研究所で、気のエネルギーが何なのかの実験をさせてもらいました。
実験室にマージーにきてもらい、彼女の前に生体エネルギー測定器(通称チャクラマシン)を置き、どのチャクラに電気的変化が現れるかを解析する実験を行いました。
実験室は、外側が鉛の板で覆われ、内側はアルミの板が張り巡らせてあり、それぞれアースされているため、外部からの影響がない電気的にゼロの状態になっていました。
ある時、、私が実験室の外から中にいるマージーに2時間くらい気のエネルギーを送って測定結果を見ると、マニプラチャクラの前にあるフォト・セルという、光を検知する機械が反応していることがわかり、本山先生も驚かれていました。
それならばと、真っ暗な室内にビデオカメラを設置すると光の映像が撮れてしまいました。映像では、ピンポン球くらいの大きさの白い光が映っていて、その光は、へそ下のマニプラチャクラあたりから出て、額の近くまで上昇し、数秒間漂って、又マニプラチャクラの所に入っていきました。
「この実験で初めて光を捉えることができた。」と本山先生は、驚き、そのことをTV局にも発表したため、大騒ぎになり、取材が来ることにまでなりました。私は大丈夫だったのですが、マージーが人前に出たくないと言って、テレビでは映像を流しただけで終わりました。しかし、2時間もの間、気のエネルギーを連続で出して、言葉では言い表せないくらい体力と精神力を消耗したことを覚えています。
それからしばらくして、マージーの体調が悪くなり、気のエネルギーを送って、催眠術のようなまねごとをしていた時に、「何か用か?」と男の声で話してきました。出てきた男性は、「私は、昔、南米にいた宇宙人で、牡羊座から来た。」と言っていました。
そして、彼はツァーバという名前で、よくマージーの体を借りて話すようになり、ある時、「おまえの前世は、ボリビアのティワナコ遺跡で暮らしていて、当時、おまえの父は、そこの王で、王は地球人と宇宙人のハーフだった。」と言われました。そして、「おまえにも1/4、宇宙人の血が混じっているのでパワーがあり、おまえがマージーと南米のボリビアまで、けんかをしないで行けば、おまえの目が覚めて、過去を思い出し、地球を救うことができる。」と言われました。
その後の催眠術でわかったことは、マージーの前世は、昔ボリビアの地で予言者で、当時の私の彼女(名前はキク)でもあったそうです。
催眠術では、ツァーバとキクが時々出てくるときがあり、その時キクは、目を合わすことができないくらい恥ずかしそうでした。 当時私は、まだ電気通信大学の学生でしたが、アルバイトをして南米旅行の資金を貯めて、両親にもお金を出してもらい、彼女が住んでいた、サンフランシスコに行きました。サンフランシスコで、黄熱病などの予防接種をして、旅の準備をしました。
サンフランシスコからメキシコシティーに行き、最初に国立人類学博物館を見に行きました。
アステカ室正面に置かれたアステカカレンダーは、太陽の石とも呼ばれていて、実に巨大で、直径は3.6mあります。中央は擬人化された太陽、口から出ているのは人身供養用のナイフ、太陽の周りにある4つの絵文字は既に滅んでいる4つの太陽を表しています。
アステカでは過去に4つの太陽の時代があったと考えられており、第1の時代はジャガーによって、第2の時代は大風によって、第3の時代は火の雨によって、第4の時代は洪水によって滅んだと考えられていました。 絵文字はジャガー、風、火の雨、水を表しています。アステカの暦は、1ヶ月を20日 1年を18ヶ月、20日×18ヶ月=360日、と残りの5日間(祭の日?)を当てて、合計365日で、丁度一年の日数になるように作られています。